子育て教室3-2
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・ 風邪引きさん達のための、ほうとう風うどん(人参、かぼちゃ、ほうれん草、おあげ)
・ さつまいものオレンジ煮
どうやら、家族揃って風邪引っきになってしまった模様の、のんち家ですヽ(´~`;。
計画全て、キャンセル中(´_`。)。。。
◇ ◇ ◇
最近日記がレポートみたいですが、昨日の続き、行きます!
子育て教室に参加しているママたちの面々は、小学生のママ半分、幼稚園児のママ半分と言ったところだと思うのだが、小学生のママたちが揃って悩んでおられたのが、「宿題」と「ゲーム」について。
これ、小学生のママたち共通の悩みなんですって。私にはまだ、未知のゾーンですが、これを読んでくださってる小学生のママへ、今日は贈ります(*´∇`*)。
小学生は10歳頃までが一応対象です。
◇ ◇ ◇
(3)課題に関すること
・ 目標となる大きな課題をひとつひとつの細かい課題に分けて、段階的に取り組ませる。
・ 注意の持続時間に合わせて、小さな課題を設定することで、成功体験を積ませる。
達成すべき課題、作業について、
1) どのくらいするのか?
2) 何をするのか?
3) いつ終わるのか?
4) 次に何をするのか?
を、分かりやすくする!!
<宿題や作業を上手くやり遂げるために・・・>
○ 手順表
○ チェックリスト
<役立つ小道具>
○ タイマー
○ 色別フォルダー
○ 付箋
例1) 登校の準備ができずに遅刻する → 登校準備の手順表を活用
① ランドセルを持って勉強部屋に行く
② 明日の時間割を確認する
③ 持っていくものをランドセルに入れる
④ ランドセルに入らない物は別の袋に入れる
⑤ 玄関にランドセルと袋を置く
⇒ 最初は一つの行動ができるたびに、ほめる!
手順表は分かりやすく、箇条書き。目立つところに貼る。
例2) 宿題に集中して取り組めない
- 注意の持続時間に合わせて時間を設定 → タイマーの活用
- 小さな課題に分割 → ひとつ終えるたびにチェック、賞賛を与えてから次の課題に進み、課題の終わりの見通しを伝える。
- 一度に提示する量を調節 → 一枚に一問づつ提示、 下敷きの活用(次の問題を隠す^^)
ヒント
○ 宿題プリントの整理に色別フォルダーを利用
例: 今からするプリントは赤いフォルダー
すでに終わったプリントは青いフォルダー
○ 付箋の利用 → 次にどこからすればいいのか、どこまでやればいいのか
ヒント 課題の最後は難易度を下げ、気持ちよく終わるようにすることも有用
チェックリストは・・・・・・
- 手順を箇条書きにしたものの横にチェックを欄を設ける
- 手順の意識付けに役立つ
- セルフコントロールにつながる
- 頭の中の整理整頓の工夫として習慣化できると長期的にも役立つ
◇ ◇ ◇
(4) ルールに関すること
- 課題となる行動を視覚的に明確化し、「どのように」行動すればよいのかを分かりやすくする。
- 望ましい行動にはよい結果が伴うことを経験させ、行動をセルフコントロールする動機付けを高める。
- 「ほめられる場面」を作ることで、自信をつけさせる。
そこで、登場するのが・・・・
トークン表(約束表): 望ましい行動や改めてほしい行動を、親と子の間で取り決め、その具体的な課題を視覚を通して理解できるようにする表です。
トークンシステム: やってほしい行動を子どもに身につけさせるための方法
- ターゲット行動を選ぶ ① 子どもにできるようになってほしい行動を一つ選ぶ ② 子どもがだいたいできるようになっている行動を三つ選ぶ ③ 子どもがすでにてきている行動を一つ選ぶ
⇒ トークン(ごほうび)が得られやすいような項目を工夫しよう
2.秘密のお試し期間(一週間ぐらい)を決める
① その期間、記録をとる
② 一項目の点数を決める
3.子どもと相談する
① 子どもにトークンシステムを紹介する
② ご褒美の要望を聞く(高価でないもの、スペシャルタイムでもいい)⇒楽しみにできる、やる気のでるトークンを設定しよう
③ 目標得点と項目の点数を話し合う(秘密の記録の実績を考慮して)
4. 実行する
① 二人で表を作る(楽しみながら)
② 表を見えるところに貼る
③ 子どもが上手くできたときには、すぐに誉めよう!できたら、その場で○をする。
④ 上手くできるために、声かけや励ましをしよう。やろうとしないことには、叱責しないで、無視。
⑤ 項目できた→○やシール貼り
できない→×はつけずに空欄
⑥ 決まった時間に二人で結果をつける・・・・・・ほめる、ほめる、ほめる!!!
⑦ 他に特別に良いことをしたら、ボーナス点をあげる
⑧ 表が完了しても、すぐに次を始めない
⑨ できるようになった行動を褒め続ける
⇒ こんな疑問ありませんか?
* アメと鞭ではありません。良い行動の積み重ねです。
* トークンは品物でも週末の特典でに構いません。
* トークンそのものよりも、トークン表を介しての親子のプラスのやりとりが大事です!!
◇ ◇ ◇
私編ヽ(´▽`)/
これは、「お試し期間用」のとき、こっそりチェックしてみてたものです( ´艸`)ムププ。
項目としては、ひぃ5歳の場合・・・・
- 起床後トイレに行く
- 吸入をする
- コップをかばんにいれる
- 着替える
- 脱いだ服を片付ける
- 帰ったら手洗い、うがいをする
- 制服をハンガーにかける
- 寝る前にはみがき→トイレにいける
- おもちゃを片付ける
- スケジュール表を見る
・・・って、割と細かめに作って、こっそりチェックしていました。
その結果分かったこと、片付け系が非常に苦手(*゚▽゚)ノ。やっぱ、私の娘でしょうか・・・。
なので、片付け系をトークン表に載せるのは、少なめにしました。挫折感を味わいそうだったからね^^。
項目は
- あさのきゅうにゅう
- コップをカバンにいれる(かえってきたときは、だす)
- ひとりできがえる
- かえったら、てあらい・うがい
- ひとりではみがき・といれ(ねるまえ)
- みんなでおかたづけ(ここだけ2ポイント制に)
そのうえで、さらに「おまけのシール」欄を作り、いいことをしたときには、シールがもらえるようにしました。
そして、全部で40枚たまったら、ご褒美に「あめ」を一緒に買いに行くことに二人で決めた。かわいい、ご褒美だヽ(=´▽`=)ノ
で、今日、めでたく、シール56枚を獲得!!明日一緒にアメを買いに行きます~~~
◇ ◇ ◇
これをやってみての、私の感想。
最初は、物で釣るなんて!?って、抵抗がありました。でも、毎日このことで、イライラが募っていたのは確かなので、試しにしてみよう、もしかしたら、うまくいくかも・・・・と、軽い気持ちで始めてみたところ。
ひぃには、このやり方がはまったようで、すごくのりのりで、やってくれていました。
ただ、昨日のスケジュール表でもそうですが、「飽きます」(笑)。
なので、飽きさせないような工夫をすることが大事かな・・って思ったのと、ある程度できるようになったら、やめてもいいかな・・・と結論です。
ひぃの場合は、スケジュール表とトークン表がかなりだぶっている(わざとそうしました)ので、取り組みやすかったかも。
トークン表やスケジュール表に関心を示さないお子さんの場合は、無理にしないほうがいいみたいです。
◇ ◇ ◇
長々と読んでくださって、ありがとうございました。
この第三回は、第一回の行動観察や第二回のほめることを習慣にしようってことが、前提になっています。
どなたかの役に立つことを願って・・・・・・。
最終回は、「子どもが従いやすい指示の出し方」と、「気持ちの落ち着かせ方」ですヽ(´▽`)/
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コメント
風邪引きさんの相手で大変な時に長いレポートありがとう。
さーっと読んだだけでも、そうなのか!と
目からうろこの事も多いのだけれど、
子供は頭の中の整理整頓が苦手、というところで
妙に納得したりなんかして。
うちの子だけじゃないのね。
トークン表も参考になりました。
実はうちでも少し前までポイント制の表をつけていたのです。
お手伝いとか、読書とかね。褒めるきっかけのもの
と考えてまた練り直してみようかな。
投稿: まー姉 | 2007年3月 7日 (水) 23時51分
>まー姉さん
長かったでしょ?今改めて読み直してみて、読み疲れました(笑)。
このブログを読んでくださってる方のどなたかに、何かヒントになればいいなーと思ったのと、自分の復讐のために、書いてみたんです。
合いそうなものがあれば、試してみてくださいね!
投稿: のんち | 2007年3月 8日 (木) 22時21分